CUBIC適性検査の対策・内容B 基礎的な職場場面での社会性

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CUBIC適性検査の対策・内容B 基礎的な職場場面での社会性

CUBIC適性検査対策

  CUBIC適性検査は、人事の現場や学会で話題にされる項目を単一に計量化しています。

 

  パーソナリティやモティベーションのように類型化して表現せず、
  各々一つずつが職場での人間性をあらわす項目であり、
  同僚・上司など、組織の中での協動力を中心に検討される10特性と、
  自己評価で分析しています。

 

  これらの特徴は固定的なものではなく、努力次第で強みの点をのばし、
  弱い点は補強できる部分です。

 

  バランスのとれた職場場面での社会行動がとれるための指針として下さい。

 

  話題性だけでなく、採否の実用面でも有力な項目です。

 

  これは受検者の職場での社会性を表す項目であり、組織の中
  での協動力を中心に検討される10特性プラス自己評価(内
  部処理)で分析しています。

 

  この社会性は固定的なものばかりでなく、組織や自分のおか
  れた状況によって変化するものですから、努力次第で強みを
  伸ばし、弱い点を補強できるという特徴をもっています。

 

  人事での話題性だけでなく、採否の実用面でも有力な項目です。

 

  全体的に指数が高ければ、社会性を持ちそなえているといえ
  ますが、モラトリアム傾向が高いときには、その他の項目との
  バランスや、環境などによる影響を考える必要があります。

 

 

 

 

  積極性
  (仕事や人間関係に対する自発的行動力と活発度を現しています)

 

  強:自らの意見や提案を出し、率先して実行に移そうとする。
    率先して業務に取り組み、意見や考えを進んで提案する。

 

  弱:指示されたことは処理するが、つねに遠慮がちで消極的。
    今、自分が担当している職務以外は、あまり関心がない。

 

 

 

 

 

  協調性
  (話し合いや共同作業を円滑に進行させるための努力度を
   現しています。)

 

  強:仲間と一緒に考え、協力して目標に向かうことができる。
    仲間に協力的であり、共通の目標に向かうことができる。

 

  弱:意見が衝突して、対人関係で問題を起こす可能性もある。
    相違点などは、歩み寄ったり譲り合おうとはせず独断的。

 


 

  責任感
  (自分の分担として引き受けた任務に対する認識度を
   現しています。)

 

  強:自分の発言や引き受けた事に対し、責任を持とうとする。
    任された仕事や役割を理解し、意見に責任を持っている。

 

  弱:何でも気楽に引き受けるが、途中で投げ出すこともある。
    仕事を途中で投げ出したり、完遂できないことがおおい。

 

 

 

 

 

  自己信頼性
  (自分を把握しているか、自信ある行動かの自覚度を
   現しています。)

 

  強:自分の意見や行動に自信があり、周囲からも信頼される。
    自信があるため、大きな目的をクリアーすることもある。

 

  弱:周りの状況によって、自分の意見や態度をかえてしまう。
    自己意見や態度などは、周りの状況に左右されてしまう。

 

 

 

 

 

  指導性
  (職場での指示方法、仕事のやり方などに対する理解度を
   現しています。)

 

  強:皆から頼りにされ、意見や行動をまとめていこうとする。
    人に頼りにされ、皆をまとめるリーダー的な役割をする。

 

  弱:自分の考えなどを主張するより、相手の意見にあわせる。
    人を指導したり、中心となって仲間をまとめるのは苦手。

 

 

 

 

 

 

  共感性
  (様々な環境に対しての適応度、社交性の発揮度合いを
   現しています。)

 

  強:環境内の仲間と同じ立場になり、物事を考えようとする。
    皆の意見や考えを大切にし、共同作業などは熱心である。

 

  弱:仲間と協同で何かをするより、独自でできることを好む。
    独自の思考が強く、仲間と意志の疎通を欠くことがある。

 

 

 

 

 

感情安定性
  (物事の処理や、時間配分に対処する場合の精神状態を
   現しています。)

 

  強:多少のことで動揺したりせず気持ちにむらが少なく安定。
    比較的気持ちが安定していて多少のことでは動揺しない。

 

  弱:多少のことでも理性を忘れて気持ちの変化を行動に現す。
    少しのことでも理性を忘れてそれが意見や行動に現れる。

 

 

 

 

 

 

  従順性
  (業務命令や、常識的行動に対しての素直さ、順応度を
   現しています。)

 

  強:反抗的なところは少なく、人の意見や指導に素直である。
    人の意見や指導などは、素直に聞き入れることができる。

 

  弱:強く命令されたりすると、その相手に対して反感をもつ。
    強く命令されたり注意されると、相手に対し反感をもつ。

 

 

 

 

 

 

  自主性
  (自分のなすべき事を指示されずに実行する力、判断の度量を
   現しています。)

 

  強:自分で決断をすることができ、自発的に物事を実行する。
    自己の決断において、自発的に仕事をすることができる。

 

  弱:指示を待って動くほうだが、大任であるとおろおろする。
    自発的に行動するより、指示を待って動くことがおおい。

 

 

 

 

 

 

  モラトリアム傾向
  (現実や環境に対する自己の精神的位置、社会的満足度を
   現しています。)

 

  この数値の高い人は、自分の生き方に自信がなく、どこかで
  不安な面をいつも抱えています。

 

  「はたして、いまの考え方や生き方の方向性は正しいのだろうか」

 

  「今の自分の仕事は本当にあっているだろうか」

 

  「出来れば周囲の環境を変えてみたいが、方法がわからない」

 

  などと感じています。

 

 

  強:今の考えや生き方について、確信がつかめず悩んでいる。
    仕事を含め、人生や現在の境遇に対して何か悩みがある。

 

  弱:今の生き方の方向性について、自信をもち安定している。 
    今の環境や生活、生き方などに自信をもち安定している。

 

 


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