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CUBIC適性検査の信頼係数
CUBIC適性検査の回答は受検者の自己評価であり、自己防衛的に回答を操作
できるのではないかということは誰もが考えるところです。
しかし、CUBIC適性検査では回答の際に他の思考が働き、本人の
意志に反した場合のために、一つの質問にいくつかの対称問題を入れ
信頼係数(回答の確かさ)を測定しています。
以下、信頼係数の低い順に4区分で表示しています。
(1)回答い矛盾したところがおおく、信頼性に欠ける診断結果が
出力された可能性がある。
(2)回答の正確さにやや欠けているが、全く信頼できないという
ほどの診断結果ではない。
(3)回答に多少あいまいなところもあるが、およその部分が信頼
のできる診断結果である。
(4)回答の信頼性は高く、矛盾したところがほとんどなく、信頼
のできる診断結果である。
この係数は、因子関係に矛盾があるごとに係数は下がります。
(主に「どういう性格・パーソナリティか」の因子バランスから信頼
係数を取っています)が、係数が低下している際は、データ全体の
信頼度も低くなっていると考えて下さい。
<信頼係数が低下するとき>
・回答者が意図的に分析結果を操作しようとしたとき
・集中力に欠けていたとき(時間がなく、焦って回答をしたとき)
・現状を悩んでいるとき(会社の環境が合わない、退職を意識して
いる人などモラトリアム傾向が高いとき)
・無意識のうちに回答が歪められたりしたとき
・設問の意図を誤って理解し、回答してしまったとき
・パーソナリティが発達段階で、自分の核となるものが定まって
いないとき
などが考えられます。